イノシシの檻
新緑の季節は緑が映えて鮮やかですね。診療所の周辺地域ではなんと田植えが終わっているところも。
田んぼの水面に緑が反射して美しいです。
そんな中、今日も往診にでかけたわけですが、移動の途中、イノシシの檻を発見しました。
訪問先で聞いてみると、地区の共有の檻で、4か所設置しているのだそうです。
日頃は檻は開放しておき、イノシシが慣れたころに、罠を仕掛けるのだそうです。
年間20~30頭は捕まると言われるので驚きです。しかもエサは米ぬか。
米ぬかの匂いが遠くからでもわかるのでしょうか。
捕獲したイノシシはさばいてお肉に。
他の患者さんから聞いた話では、12月のイノシシ肉は高く売れるとのこと!
冬眠前の腹ごしらえで、脂肪を蓄えているからでしょうか。
たしかに冬は鍋の季節ですね。しし鍋が美味しいでしょう。
さばいたお肉は地区のみなさんで分けるそうです。
多い時は1回の仕掛けで4~5頭捕まると言うから、これをお肉にしたらどれくらいの量になるんでしょうか。(想像するとお腹がすきます。)
イノシシがたくさん捕まるということは、それだけイノシシ被害も多発していると思われます。
田畑を荒らすイノシシの命をいただいて、またお米をつくるわけですね。
農家さんの大変さを考えると頭がさがります。