先生 主人が、おなかを痛がっています。

夕方の診療が終わった時に、電話がかかりました。
定期往診している患者さんの奥さんから、
「先生、主人がおなかを痛がっています。お願いします。」
すぐに、往診しました。
往診車の中で、腹痛の原因を考えます。
急な腹痛なので、大動脈の病気や、腸管の破裂や
いろいろ考えながら、運転します。
そして、救急搬送する病院もどこにしようか考えて、到着しました。
ベッドの側で、診察しようとすると、ご主人から
「おならが出たので、楽になった」
ほっとしたのと、気が抜けたました。
「良かったですね」と返事して、
一応、腹部の診察をして、帰りました。

そんな日もあります。